《なごや土産》納屋橋饅頭

炙っても美味しい昔からの〔なごや土産〕は『納屋橋饅頭』!

納屋橋饅頭

なごや土産といえば「ういろう」や「赤福餅」が一般的ですが、違うお土産を希望されるなら「納屋橋饅頭(なやばしまんじゅう)」はいかがでしょうか?

「納屋橋饅頭」は名古屋人なら誰でもしっている和菓子ですが、名古屋以外の地域ではあまり知られていませんから、「昔ながらのなごや土産」として喜ばれるかもしれません。

「納屋橋饅頭」は米麹ともち米で仕込んだ酒母を酵母で発酵させた生地に、上質のこしあんを包んで蒸し上げた「酒饅頭」で、皮の生地には砂糖が一切使用されていない名古屋伝統のお饅頭です。

保存料などを使用していないのですぐ固くなってしまいますが、蒸したりレンジで暖めたり、または揚げたり炙ったりしても食べられる美味しいお饅頭です。

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酒饅頭ですから温めるとほんのりとお酒の香りが漂ってきますから、柔らかい状態でもわざと温めて食べる人も少なくありません。

甘みを抑えたこしあんですから、大人も子供も一緒に楽しめます。

「納屋橋饅頭」はもともと三重県桑名市出身の三輪伊三郎という人が、名古屋駅前の笹島の交差点から東へ15分ほどのところにある「納屋橋」のすぐ近くで「伊勢屋」を創業して、お饅頭の販売を始めたのが始まりと言われています。

その後「納屋橋饅頭」に屋号を改め、名古屋の伝統的な和菓子になりました。

2009年に消費期限問題が発覚して一時は信用を失いかけましたが、「納屋橋饅頭本店」を納屋橋から柳橋交差点へと移転し、堅実経営を心がけて再出発しました。

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「納屋橋饅頭」には「本店」と、そこから暖簾分けした「納屋橋饅頭万松庵」があり、「納屋橋饅頭万松庵」では日持ちする製造法を確立して、「納屋橋饅頭」の美味しさが長く保てるようなりました。

名古屋市内の「アピタ」や「イオン」、「キヨスク」などでも販売していますが、全店舗ではありませんから気を付けましょう。

名古屋駅近くなら、ジェイアール名古屋タカシマヤ地下1階 銘菓百選コーナーや、名駅地下街サンロード店が便利でしょう。

「納屋橋饅頭本店」へは笹島の交差点から徒歩10分ほどで行けますから、作りたてのお饅頭を直接「本店」購入してみても良いかもしれませんね!

※「納屋橋饅頭本店」は業績低迷などを理由に2016年末から休業中とのことです・・・スイマセン!

「納屋橋饅頭本店」以外のお店では購入できますので、そちらをご利用下さい。

全国的にはあまり知られていないとはいえ、和菓子通の人なら意外に知っているかもしれない「納屋橋饅頭」は、昔ながらのなごや土産です。


名城公園 005-2

※ 春の〔名城公園〕の写真です・・・〔名古屋城〕も〔名城公園〕も桜でいっぱいになります♪

※ 表紙は〔名古屋城〕です・・・近々復元工事が始まります♪