《なごや名物》味噌おでん
一度食べたらくせになる名古屋の『味噌おでん』!
愛知県の郷土料理の中には八丁味噌を使ったものが多くあります。
冬の定番といえばおでんですが、やはりそのおでんも八丁味噌を使った「味噌おでん」がなごや名物の一つになっています。
一般的なおでんはダシ汁の中でゆっくりと煮た物ですが、なごや名物「味噌おでん」は、八丁味噌をベースにした味噌ダレでグツグツと煮込んだおでんです。
中にはダシ汁や湯で煮込んだものを、食べるときに味噌ダレを付けて食べる「田楽風」の「味噌おでん」もありますが、やはりなごや名物の定番としては味噌ダレで煮込んだ「味噌おでん」でしょう。
味としては甘めですが、大根・こんにゃく・玉子は「味噌おでん」にぴったり合います。
特に名古屋人が好きなのは「玉子」で、甘めの味噌ダレとほぐした黄身が混ざった味は最高です。
ご飯の上に「味噌おでん」の玉子を乗せて、それをほぐしたあと、その上に味噌ダレをかけてご飯といっしょに食べるのが名古屋ツウの食べ方です。
昔は駄菓子屋さんや小さな食堂のような店のメニューに有りましたが、そういうお店自体が徐々に無くなってしまったので「味噌おでん」を食べられるお店も減っていました。
しかし最近では、やはり〔なごやめし〕ブームで「味噌おでん」をメニューに復活させるお店も増えてきましたから、寒い時期には一度試してみてください。
居酒屋さんなどではメニューに載っているお店もたくさんありますが、やはり有名なのはなごや名物どて焼き(味噌おでん)の「島正」でしょう。
カウンター席のみの小さなお店ですから、席が空いているかどうかは「運のみ」かもしれませんが、昭和24年に屋台から始まったその味はなごや名物にふさわしい一品です。
お店のスタイルとしては居酒屋ですから、お酒は勿論のこと、「味噌おでん」意外にも焼き鳥や焼き魚、その他一品料理やお茶漬けやおにぎりなども揃っていますから、八丁味噌の苦手な人でも十分に楽しめます。
名古屋駅から地下鉄で一駅(伏見)ですから、お時間があれば立ち寄ってみましょう。
※ 〔リニア・鉄道館 JR東海〕の写真です・・・正面は0系新幹線、懐かしいですね♪
※ 表紙は〔名古屋駅前ロータリー〕と駅前の夜景です♪