《なごやめし》手羽先

ごまと胡椒のピリ辛がくせになる『手羽先』！

お酒の好きな人にはたまらないのが『手羽先』ですね！

正式には『手羽先唐揚げ』と言うそうなんですが、一般的な唐揚げとは違って名古屋の『手羽先』は素揚げで、甘辛いタレや胡椒、ゴマをかけてあります。

２度揚げするのが基本だそうで、最初は低温、２度目は高温で揚げることで表面はカリっとしていて、中はふわっと仕上がるそうです。

有名なのはやはり「風来坊（ふうらいぼう）」と「世界の山ちゃん」でしょうね！

名古屋風『手羽先』を最初に出したのは「風来坊」で、その味を知ってビックリしたのが山ちゃんの社長！

こんな美味しいものを作りたいと思って味をまねて、さらに独自性を追求したのが「世界の山ちゃん」です。

当然「風来坊のパクリだ！」と世間からは言われましたが、「山ちゃん」は堂々と「風来坊さんの味を真似ました。」と認めています。

さらにTV番組内で「風来坊」の社長と「山ちゃん」の社長が一緒に出演した時、「風来坊さんがあったおかげで今の自分があります。」っと頭を下げて謝罪と感謝をして、「風来坊」の社長さんと握手を交わしています。

なぜ「世界の山ちゃん」になったかといえば、当初は「山ちゃん」だったそうですが、注文の電話に出るたびにアルバイトの子が「はい、〇〇の山ちゃんです！」と言っていたそうです。

〇〇はいろいろ変えて言っていたみたいですが、有る日たまたま「はい、世界の山ちゃんです！」と言ったのを社長が耳にして、それを店名にしたそうです。

ですからそのアルバイトの子が「名古屋の」と言っていれば、「名古屋の山ちゃん」になっていたかもしれませんね！

「風来坊」も「山ちゃん」もいわゆる居酒屋ですから、店舗によっては開店時間を調べた方が良いでしょう。

曜日によってはすぐ満席になってしまいますから、どうしても食べたい方は予約をした方が良いかも知れません。

居酒屋ですから『手羽先』以外のメニューも豊富で、お酒が苦手な人でも気軽に入れます。

『手羽先』を食べるためだけに大阪から車で来る人もいるとのこと！

酒飲みにはたまらない名古屋の『手羽先』ですが、飲酒運転だけは厳禁ですよ！

中央のマーカー(赤)は〔世界の山ちゃん笹島店〕です。

〔風来坊エスカ店〕は〔名古屋駅前地下街エスカ〕内にあります。
〔エスカ〕は〔味噌カツ〕ページの「アクセスマップ」を参照して下さいね♪

※　表紙は〔名古屋市科学館〕　丸いドームは内径35mという世界一のプラネタリウムです♪