《名古屋知識》名古屋といえば中日ドラゴンズ?
やっぱり〔中日ドラゴンズ〕が一番だがや!
名古屋といえば、まず頭に浮かぶのがやはり中日ドラゴンズかもしれませんね。
地元ですから、昔から「ドラキチ」と言われるほどの中日ドラゴンズファンが多いのは当然でしょう。
中日ドラゴンズが勝った翌日は、駅などの売店では「中日スポーツ」が売り切れになるほどです。
しかし名古屋には巨人ファンもかなりいますから、野球の話題には注意が必要です。
名古屋では「中日ドラゴンズファン」と言えばほとんど問題はないでしょう。
さらにセリーグでもパリーグでも、そのチーム名を出してファンだと言っても「そうなんだ」ぐらいの返事で済みます。
たとえ「阪神ファン」だと言っても、冗談で「なに~!」と言われるぐらいで済むでしょう。
ただし中日ドラゴンズファンの人に「巨人ファン」だと言うと、目つきが変わって口論になることもありますから注意が必要です。
逆に巨人ファンの人に「中日ドラゴンズファン」だと言ってもそこまで厳しい対応にはならないでしょうが、やはり嫌な顔はされるでしょう。
中日ドラゴンズのファンにとって、巨人ファンだけは許せないという思いが昔から強いみたいですね。(許せないというよりも「負けられない」というのが本音かも知れませんが・・・)
理由はいろいろあるのでしょうが、やはり一番の理由は親会社が同じ「新聞社」だということかも知れません。
しかも名古屋人にとって、「東京から見たら名古屋は地方だ、だから中日新聞もローカル新聞だ(実際にローカル新聞なんですが・・・)」と見られていることがものすごく屈辱的で、絶対中央(東京)には負けたくないという思いが強いのでしょう。
ですから、その中央(東京)の「巨人」を応援している巨人ファンは許せないという感覚になるようです。
以前T監督が就任した時に、選手はもちろん、コーチからスタッフまですべての人材を中日ドラゴンズのOBと地元出身者オンリーのチームにしたことがありました。
OBの現役時代を知っている年配のファンは喜んでいる人もいましたが、ローカル扱いを屈辱的に感じている若い年齢層にとっては逆効果で、T監督の2年間はファンから毎日厳しい言葉が投げられました。
つまり中日ドラゴンズファンは中日ドラゴンズを愛しているのであって、地元だけに固執しているわけではないということです。(勿論、地元愛も強いのですが・・・)
それなのにローカル(地方や地元)扱いする巨人ファンには相容れない感情を抱いているようですね。
ですから名古屋の人と野球の話しになったら、まず相手がどこのチームのファンかを確認してから話を合わせるようにした方が良いかもしれません。
特に商談では昔程ではないにしろ要注意が必要です。
最近はほとんど無いと思いますが、昔は「巨人ファン」と言った時点で商談が終わったという話を何度も聞いたことがあります。
やはり商工会や商店街の関連で、中日ドラゴンズの後援をしている会社や商店も多いからでしょう。
だからと言って「巨人ファン」なのに「中日ドラゴンズのファンです」と嘘をついて、後からバレたらもっと大変なことになります。
ですから一番無難な方法は、「親父が巨人ファンなので小さい時から一家で巨人を応援していますが、自分は中日ドラゴンズも好きな球団ですよ」と言う言い回しでしょうか?
「親父が・・・」と言われれば、「父親が巨人ファンなら小さい時から巨人を応援していても仕方ないか・・・」と感じるものです。
しかも商談相手が中日ドラゴンズファンであれば「中日ドラゴンズも好きな球団です」という一言でかなり心を開いてくれますよ。
でも一番良いのは野球の話題に触れないことですね!
昔ほどではありませんが、やはり名古屋で野球の話題は要注意ということみたいですね!
※ 名古屋駅西口の写真です・・・新幹線ホームからの景色です♪
※ 表紙は〔名古屋港〕・・・南極観測船〔ふじ〕と〔ポートビル〕です♪