《なごやめし》ひつまぶし

三通りの味を楽しめるのが『ひつまぶし』です！

〔なごやめし〕の中でも高価な部類に入るのがこの『ひつまぶし』です。

ちなみに『ひつまぶし』は「あつた蓬莱軒（ほうらいけん）の登録商標」ですから、せっかく食べるなら「あつた蓬莱軒」がおススメですね！

お櫃で出されるから『ひつまぶし』と言われるそうですが、一般的なうな重とはちょっと違います。

名古屋の蒲焼は関西風になっていて関東風のように蒸してはいませんから、外の皮はこんがり身はふんわりとしています。

焼きあがった蒲焼を細かく刻んでお櫃の中に盛り付けてあるのが特徴！

蒲焼との一番の違いは、その食べ方です。

丸いお櫃の中でしゃもじを使って十字に切ります。

１・そしてその四分の一をお茶碗に入れてそのまま頂きます。

２・次に四分の一をお茶碗に入れて、その上にねぎやわさびなどの薬味をのせて頂きます。

３・その後、四分の一をお茶碗に入れて、薬味をのせてから出し汁（店によってはお茶）をかけてお茶漬けで頂きます。

最後に残った四分の一は自分の一番好きな食べ方で頂きます。

これが基本的な『ひつまぶし』の食べ方です。

せっかくのうなぎなのに三番目のお茶漬けは勿体無いと言う方もいますが、そういう人には食べてから言ってもらいたいものです。

個人的にはこのお茶漬けが一番美味しいと思いますから、本当は最初から全部お茶漬けで行きたい気分。

でも食べ方を知らないと思われるのも恥ずかしいので、いつも「１」「３」「１」「３」ですね（笑）。

つまり食べ方は人それぞれ、好きなように食べれば良いことですが、お茶漬けは本当におススメですからぜひ一口でも試してみて下さいね♪

中央のマーカー(赤)は〔あつた蓬莱軒本店〕です。
その少し北側に〔あつた蓬莱軒神宮店〕があり、そのすぐ北側が〔熱田神宮〕です。

〔ひつまぶし備長エスカ店〕は〔名古屋駅前地下街エスカ〕内にあります。
〔エスカ〕は〔味噌カツ〕ページの「アクセスマップ」を参照して下さいね♪

※　表紙は〔名古屋市科学館〕　丸いドームは内径35mという世界一のプラネタリウムです♪