今は日本旅行ブームで、海外からの観光客が行く先は「東京」「大阪」「福岡」「北海道」「京都」と、だいたい挙がる地名は決まっています。
ところが昔は三大都市と言われた〔名古屋〕の名前をそこから見つけることができません!
そもそも〔名古屋〕の有る〔愛知県〕は産業都市として昔から栄えてきた地域です。
その証拠に、平成28年度時点では39年連続日本一の〔ものづくり県〕として、第2位の神奈川県よりも3倍近い製造品出荷額を占めています。
それが「東京」「大阪」「横浜」「神戸」「京都」「福岡」「札幌」といった7つの観光都市と並べられて〔買い物や遊びで訪問したい街は8つの内でどれか?〕なんて設問されれば〔名古屋〕が最下位になるのは当然のことです。
結果的に、最下位イコール「行きたくない街」「魅力のない街」にされてしまった訳です。
そんな名古屋が、数年前から脚光を浴びたのが〔なごやめし〕ブームです!
名古屋という街は、「東京」と「大阪」に挟まれた中間に位置しているため、両方の文化を取り入れた面白い発展をしてきた街です。
その文化の影響とともに、食文化も両方を取り入れながら、なおかつ独自の味を誕生させた街でもあります。
昔はあまり知られていなかった〔なごやめし〕が、近年ではネットやSNSなどの発達とともに口コミで広がりはじめて、今まで名古屋の味を知らなかった地方の人がその味に興味を示してやって来ます。
〔なごやめし〕ブームに火が付いたことで、さらに〔なごやめし〕に力を注ぐお店も増えてきました。
旅行先としては埋もれていた名古屋ですが、カレーの「CoCo壱番屋」や、「コメダ」は名古屋や名古屋近郊からの発祥です。
さらに喫茶店の「モーニング」は名古屋独自の目玉商品にもなっています。
グルメ旅の好きな人には、何日かけてもすべての〔なごやめし〕を制覇したいと思ってもらえるようなメニューがたくさん揃っている街でもあります。
名古屋を基点にグルメ旅をするのも楽しいかもしれません。
徳川家康の生誕地「岡崎」は八丁味噌が有名で、昔は高級料亭でしか味わえなかった赤出しは「岡崎」は勿論、名古屋近郊なら当たり前のように出てきます。
名古屋から少し足を延ばせば鳥羽や伊勢神宮などにも行く事ができて、現地のグルメを味わえます。
さらに岐阜方面では下呂温泉も近く鮎料理などは人気があり、多治見には栗を使ったお菓子「栗きんとん」も有名です。
名古屋を中心に調べてみれば、他の地方に負けないほどのグルメ料理や人気スウィーツに出会えることでしょう。
このサイトでは地方から訪れた方のために、できるだけ名古屋駅に近い〔なごやめし〕などをご紹介致しますが(遠いところもあります・・・m(_ _)m )、街中〔なごやめし〕で溢れていますから、自分の足でも探してみて下さい!
食べるのが大好きな女性のグルメ旅に、絶対欠かせないのが〔なごやめし〕ですよね♪
※ 表紙は〔オアシス21〕から〔テレビ塔〕を眺めた〔栄〕の夜景です♪