旅客機が行き先を間違えた・・・?
タクシーが行き先を間違えるってことは頻度は少ないにしても有り得ることでしょう。
電車が停車駅を間違えるってことも時々ニュースになっています。
しかし・・・旅客機が行き先を間違えたなんて話は今まで聞いたことがありません。
ブリティッシュ・エアウェイズの旅客機が、英ロンドンを出発してドイツのデュッセルドルフへ行くことになっていたのですが、何故か行き先を間違えてスコットランドのエディンバラに到着してしまったそうです。
乗っていた乗客は外の景色を見て、どう考えてもデュッセルドルフには見えず、ざわつき始めたそうです。
行き先を間違えた原因は誤って提出された飛行計画だったそうで、操縦士も客室乗務員もみんなエディンバラ行きだと思って疑っていなかったそうです。
到着してから飛行計画書の間違いだということが分かったパイロットが、乗客に「エディンバラで降りる方は?」と聞いたそうですが、誰一人いなかったとのこと!
そこで再び飛び立ってドイツのデュッセルドルフへ無事到着したそうです。
驚くことにその時の乗客は、ほとんどの人が笑いながら、或いは苦笑いしながら文句を言わなかったそうです。
勿論、急いでいた人もいたでしょうし、怒った人もいたでしょうが、ほとんどの人はこの珍しいハプニングを楽しんでいたようです。
ここまでのゆとりがあれば良いんですが、もし日本でこんなことが起こったら・・・果たして笑って許してくれる人が何人いるでしょうか?
旅行に行く人だってホテルなどのチェックイン予定やら乗換えやらもあるでしょうし、ビジネスマンなら尚更、取引先との予定も狂ってしまいますからとても笑って許せることでは無いでしょう!
飛行計画書を確認しなかった操縦士、乗務員は勿論、航空会社の責任ではあるのでしょうが、人間のやることですから間違いはあります。
飛行する前に「〇〇行きの飛行機にご搭乗頂きまして・・・」というアナウンスが有れば、その時点で乗客も気付いたとは思うのですが・・・
滅多に無いことですが、もし旅行に行く時などはこういうハプニングも想定しておいた方が良いのかもしれませんね!
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